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現役大学1年生のたいよーです☀️少し前まで普通の大学生をやっていましたが、訳あって波乱万丈で最高の人生を送っています。プログラミング、ブログ、youtube、失敗に失敗を重ねて挫折😭 つまらない人生にうんざりしていた時に出会った先輩に救われ脱却!! 代わり映えのない日常に飽きたあなたが、好きな時に好きなものを食べ、自由に旅行して、趣味にお金をかけて、新たな日常に踏み込むための支えになります😆 好きな言葉は”継続” 今から始める方、何から手をつけたら良いかわからないあなた、後向きで自信がないあなたの為に!!

語彙力があなたを救う

語彙力

こんにちは たいよーです☀️

 

 

語彙力がつけば、視野が広がり、

不安がなくなる

 

 

端的に言えば、今回のお話は

そういう内容です。

 

 

 

その理由を哲学に取り入れながら、

最後にはモチベーションをアップさせる方法について

お話しさせていただけたらと思います。

 

 

 

かなり抽象的なお話にはなりますが、

その点はご了承ください。

 

 

ドイツ人哲学者ハイテガーの言語観

ハイデガー

 

私は単に経験則から

「語彙力がつけば、世界が変わりますよ〜」

と言っているわけではありません。

 

 

この話は哲学者の方も度々取り上げているテーマになります。

 

 

ドイツ人哲学者、ハイテガーの言語観について紹介したいと思います。

 

<カテゴリー論>とは存在者の存在の究明であり、<意味論>とは存在との関連における言葉についての形而上学省察です。

『ドゥンス・スコトゥスのカテゴリー論および意味論』より

 

 

何を行っているのか一見わからないように見えますが、

これに近い言葉で

 

「人間の言葉には、すでに分節されて秩序化されている事物にラベルを貼り付けるだけのものではなく、
名付けることによって異なるものを一つのカテゴリーにとりあつめ、世界を有意味化する根源的な存在喚起力としてとらえている。」

丸山圭三郎

 

 

有名な日本の言語学者

丸山圭三郎さんの言葉です。

 

 

しかし、これでもまだわかりにくい

ところがあると思います。

 

 

 

もっと簡単に説明していこうと思います。

 

 

例えば

動物には犬、うし、ネコとか

いろいろな種類がいます。

 

 

ここで私たちが生まれる前のことを想像してみてください。

 

 

 

人間がいない世界には

言語、言葉がありません。

 

 

 

だから、確かに地球上には牛や犬、猫が

いると考えられますが名付けられていないので

動物視点から他の動物を見ると

 

 

牛「白黒の模様がある。大きな体でノロノロ動くやつ。」

 

犬「しっぽを振って、舌を出しながら吠えているやつ。」

 

猫「普段はあまり動かないが、時に俊敏な動きをするやつ。」

 

 

動物視点はこういう認識の世界になっています。

 

そもそも地球にも名前がついていないので

自分たちがいる地球のことを説明するのも非常に難しい。

 

 

かなり面倒くさいと思いませんか?

 

 

牛を見るたび、

身振り手振りをしながら

「白色と黒色で大きくてゆっくりしてるやつ」

って説明してたらキリがないし誤解も生まれる。

 

 

人間の私たちが面倒くさいと思うくらいなので

動物の場合、もう認識することは諦めていると思われます。

 

とりあえず自分より大きくて、デカくて自分に向かってくるやつは天敵だと思ってるし

 

食べれそうなものは本能で”食べれそうなやつ”としか認識されていない。

 

 

 

そこで面倒くさい認識の仕方ではなく、

私たちは言葉によって、

犬なら犬、牛なら牛、猫なら猫、

そんなふうに名前をつけて認識します。

 

 

 

そして、

「人間と異なり、植物とは異なり動く生物」

として先にあげた全く違う三匹を

”動物”というカテゴリーに分けてさらにわかりやすくします。

 

 

 

このように、共通点や相違点を見つけて

単に”猫”とか”牛”みたいな名前をつけるだけでなく

カテゴリーに分けてさらにわかりやすく分類する。

 

 

 

こういうこと感覚の話をハイデガーや丸山先生は

言っていたんだと思います。

 

 

だから、

語彙が増えれば、頭の整理ができる。

わけです。

 

 

 

まだまだこれだけではありません。

 

 

旧約聖書の中にもたくさんヒントがありました。

 

 

 

名付けるということは、新たな世界観が生まれるということ

滝

 

 

神、光あれと言い給ひければ、光ありき」

『創世記』(第一章、第三節)

 

これは旧約聖書の話ですが、言い換えれば

「光という言葉によって初めて光が存在した」

ということです。

 

 

 

つまり、名付ける、堅く言えば命名には、

それまで存在しなかった対象を生み出す根源的作用”と

すでに存在している事物や概念にラベルを貼る二次的な作用

があるということです。

 

 

 

二つ目に関しては、単に

名付けること、もともと世界に存在していたものに

名前をつけることであると考えてください。

 

 

 

重要なのは特に一つ目です。

 

 

名前をつけるというのは、

存在していなかったものを生み出す。

 

 

ないものを生み出すなんてよくわからんな〜

なんて思うかも知れませんが、

もう少し考えてみてください。

 

 

例えば、

まだ言葉を知らない子供は

毎日毎日、目に入ったいろいろなものを

分ける作業をしています。

 

 

 

そしたら

ある子供が覚えた言葉は

”人間”と”人形”

だとします。

 

 

人間は、お父さんやお母さんのように

温かくて動くもの

 

 

それに対して、

人形は人間のような形はしているが、

冷たくて動かないもの

 

こんな感じの認識だとしましょう。

 

 

 

この子供が電車に乗ったとします。

 

 

電車に乗る前にお母さんに「これは電車」

と教えられた赤ちゃんは

「でんしゃ、でんしゃ」と口に出しながら

椅子や窓を触っていました。

 

 

すると、子供の親がこんなことを言いました。

 

「ねぇねぇ、電車って人間?それとも人形さん?」

 

 

ある意味ホラーみたいな物語かもしれませんが、

子供は至って健康ですので安心してください。

 

 

この子は人間と人形という言葉、そしてカテゴリーは

覚えましたが、そのカテゴリー外のものを見たら

わからなくなってしまったのです。

 

 

 

なぜなら、電車は人間のように動いているけど

人形のように冷たいから。

 

 

哲学者のメロンボディも

こんなことを言っています。

 

「事物の命名は認識のあとになってもたらされるのではなくて、それは認識そのものである」

『知覚の現象学

 

人間は言葉を使って、何か考えたり、記憶したりします。

 

 

そして、先ほどの子供のように言葉を知ると、

今まで考えたことのなかった世界が見えてきます。

(人間でも人形でもない新たなもの)

 

 

このように、言葉を知れば、

新たな世界が生まれ、完成が磨かれ、

精神も落ち着きます。

 

 

 

科学者の大発見の例も同じです。

「A教授が、P細胞を発見しました。」という場合も、

別に発見したわけではなくて、僕たちが見えるところまで

持ってきてくれたわけですから、もはや作ったのと同じです。

 

 

 

言葉を知るということは

今まで知らなかった世界が目の前に現れる

ということなんです。

 

 

語彙力があれば、ストレスもなくなる

伏せる

 

 

ここまで、言葉を知ることで

新たな世界が現れるというような

話をしてきました。

 

 

 

普段、当たり前のように使っている言葉を

改めて客観的に見直すと、

なかなか頭を使いますよね。

 

 

はっきりとは、わからなくとも、

言葉の偉大さには気付けたと思います。

 

 

そんな偉大な言葉ですから、

きっと私たちの悩みもかなえてくれることでしょう。

 

 

ここからは自論になりますが、

皆さんのモチベーションアップに繋がると幸いです。

 

 

先ほど、人間は言葉を使って、

思考したり記憶したりすると言いました。

 

 

だから、自分が持っていたり知っている言葉によって、

自分の思考の質もかなり変わってきます。

 

 

 

近年、電車の中でいきなり暴れだす大人もいたりします。

また引きこもりになってしまうような方は多いです。

特に精神疾患を患う人は多いです。

 

 

もちろん原因は一つではありません。

 

 

 

正直、そうなってしまう方の大半は

ある意味暇な人なんだろうと思っています。

 

 

人間ってある程度暇な期間や一人でいる期間が長くなると

余計に追い詰められたり、頭がおかしくなったりすることが

多々あります。

 

 

ここでいう暇は

人とコミュニケーションをとる時間もなく

ただひたすら自分の世界に閉じこもるような状態

のことだと思ってください。

 

 

例えば

浪人したり、職を失ったり、他にも色々、、、

 

 

そして人間ってある程度コミュニケーションを

取らなくなると

精神が歪んできます。

 

 

 

それだけ一人が得意、好きという人もです。

 

 

そんな方でも全くコミュニケーションを取れなくなると

流石に調子を崩してしまいます。

 

 

 

コミュニケーションをとることって大切で

どれだけくだらない話でも、

話を聞いてくれるということから、

自分の存在を認識できるので、安心します。

 

 

 

逆に、コミュニケーション取らないと、

不安で仕方なくなります。

 

 

そして、自分の存在を自分自身で認めようとするため、

自分の長所をあげまくり、

それに対して「俺の方が他の人より〇〇できるのにな〜」

というふうに、他人を心の中で批判しはじめます。

 

 

だから、いざ外に出ると周りにいる人たちを

軽蔑的な目で見て、

その影響で他人も自分のことを軽蔑的な目で見ていると

錯覚を起こし、最終的に耐えられなくなり、

変な行動をとり始めます。

 

 

結論、公共の場で変な行動をとる人は、

暇で寂しい人なんだということなんですが、

話がそれました。笑

 

 

そういった人も、

とりあえず言葉の質を上げて欲しいと思ってます。

語彙力をつけて欲しいと。

 

 

 

言葉は世界を広げ、視野を広げてくれますから、

何事も客観的に見ることができますし、

冷静な判断が取れるようになることでしょう。

 

 

さらに言えば、判断だけでなく

コミュニケーションを上手く取れるということは

精神状態を安定させることができます。

 

 

何か不安や悩み、特に心の面に置いての壁にぶち当たったら

まず人と話す、そしてその合間に読書をする。

 

 

 

こうすればもう大丈夫です。

人と話して、心を落ち着かせて、

解決策を本で探るというのもいいですね。

 

 

 

繰り返しになりますが、

言葉を知れば世界が広がり視野が広がり

心も落ち着いてきます。

 

 

 

そして、いつの間にかストレスも無くなってくるでしょう。

 

 

ぜひ、言葉にたくさん触れてください。

そのために少しでも本を読んでください。

 

 

それでは今回はこの辺で👋